睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断され、CPAP(シーパップ)療法を始めてから1ヶ月程経ちました。
ネットや病院の体験談では「翌朝から世界が変わった!」「頭がスッキリして人生が変わった!」といった成功体験をよく目にしていたので、正直期待していました。
しかし、1ヶ月経った今の感想は、「期待していたほど楽にはなってない」というものでした。今日は、1ヶ月目の記録を書き残しておこうと思いました。
導入前の数値:驚くほど悪い結果
2月の検査結果は、AHI(無呼吸低呼吸指数)が約70回/時、最低血中酸素飽和度が53%でした。
1時間に70回、つまり1分に1回以上呼吸が止まっている計算です。医学的には「重症」の部類にあたります。酸素飽和度53%というのは、普通なら意識を失ってもおかしくないレベルだそうです。この数値を見た時は、このまま放って流石にやばいと思うようになりました。
1ヶ月後のレポート:数値は大きく改善

使用状況
1ヶ月間の使用結果は以下の通りでした。
- 使用率:100.0%(毎日欠かさずがんばった)
- 平均使用時間:6時間31分
- AHI:7.6回/時
数値が示す改善
無呼吸の回数は、70回から7.6回へと約90%減少しました。医学的には大きな改善といえる結果です。毎日しっかり装着できたことは、素直に評価できると思いました。
体感の変化:実感はまだない
日中の眠気・朝の目覚め
以前のような強い眠気は和らいだ気がしますが、まだ眠気は残っていました。朝の目覚めについては、悪夢を見ることが多く、起きた時のすっきり感はあまりありませんでした。体の重だるさも、今も続いています。
喉の渇きが加湿機能で和らいだのは良かったと感じましたが、「世界が変わった」という実感には程遠いのが正直なところです。
装置への慣れ
寝ている時に装置をつけているという違和感も、まだ拭えていませんでした。圧力が自動で高まった時、その音や空気の感触で目が覚めてしまうことがありました。また、毎日の水タンク清掃や週1回のマスク洗浄は、やめたいほどではないですが、手間に感じています。
無呼吸の状態は改善されているはずなのに、装置の影響で眠りが浅くなっている気があると感じました。
1ヶ月目の結論:まだ「様子見」だが、続けます
「やってよかった」という強い実感はまだありませんが、正直、少し期待外れだったという気持ちもあります。
しかし、数値が改善しているという事実は、身体への負担が確実に減っていることを示しています。今はまだ、長年積み重なった「睡眠負債」を返済している期間だと考えています。
劇的な変化はないけれど、淡々と続けることはできています。数値自体は下がっているので言い聞かせながら、2ヶ月目もこの装置と付き合っていこうと思います。
同じように「CPAPを始めたけど、あまり変わらないな……」と感じている方へ。焦らず、ゆっくりいきましょう。
